バイク買取のコツ.2 ～カスタムバイクは純正パーツの有無で価格が変動～

今回はカスタムバイクの買取について考えてみたいと思います。カスタム仕様のバイクや改造したバイクはノーマル仕様のバイクより費用も手間も掛かっていますので、通常の買取相場より高い買取価格をイメージしても不思議ではありません。実際はどうなのでしょうか？

カスタムは内容次第で増額も減額もアリ

車両のカスタムに関しては趣味の要素が大きく、センス、好き嫌いで評価が分かれますので、プラス査定になるかどうかはケースバイケースです。場合によっては、改造されていることで大幅な減額になるケースもあります。その減額になる理由は、性能の問題、見栄えの問題、車検の問題など様々ですが、ここでポイントとなるのが、純正パーツが付属するか否かです。

純正パーツがあれば安心

少なくとも純正パーツが付属するようであれば大きく減額される事は無いでしょう。センス良くカスタムされていて更に純正パーツも付属するようであればプラス査定が期待できます。バイク買取査定の際に慌てても損してしまいますので、カスタムをしている場合は事前に純正パーツの有無を確認しておきましょう。 特に車検に通らないレベルのカスタムを行っている場合は大幅な減額になる可能性もありますので注意してください。

取扱説明書や整備記録

純正パーツだけでなく、取扱説明書や整備記録もあれば申し分ありません。大切にバイクに乗ってきた方でも、そのバイクのマニュアル、取扱説明書や整備記録などは紛失してしてしまっているというケースが結構あります。これらが無くても買取自体は問題ありませんが、もしキッチリと揃っていれば、しっかりと整備・管理されてきた車両として印象が良くなることは間違いありません。リコールに対する対策の有無なども把握していれば完璧です。対策済みの場合は、それを示す書類や伝票を査定士に提示してください。
整備記録などの細かいメンテナンス履歴も査定士へのアピール材料になります。これらの書類と合わせてどんなに愛着を持って大切にメンテナンスしてきたかも伝えるようにしましょう。